facebook広告でスプレッドシートと連携する方法は?
facebook広告を行う上で、必ず行うのはモニタリング業務。
毎日運用している担当者が直接数値をまとめたり、Excelやスプレッドシートにまとめている方も、多いのではないでしょうか?
そんな上記の作業を自動化できる、おすすめのツールがあります。
facebook広告レポートは作成を自動化することができる
facebook広告レポートに時間がかかりすぎている人はいませんか?
その作業をなぜ自動化したほうがいいのか。
一つめは作業効率を上げるためです。
facebook広告の担当者はこの作業にたくさんの時間を費やしてしまいます。
そのため自社のマーケティングを考える時間が減ってしまうので、会社にとって影響があります。
しかしその広告レポート作成に時間を費やさなければ、自社マーケティングを練る時間ができるのです。
二つめがミスがなくなることです。
事前に組み込まれたものを行うだけなのでミスすることもなくなり、また担当者でなくても行うことができるようになります。
そのやり方とは?
API連携
アプリケーション.・プログラミング・インターフェースの略で、アプリケーションのようなものです。
このAPIに連携させることで数値データなどを紐付けることができ、スプレットシートに反映させることができるのです。
また一つのアカウントだけでなく、複数のアカウントも応用することができます。
広告アカウントIDで数値データが紐づくため、スプレッドシートをそのままコピーし、広告アカウントIDを差し替えます。すると別のスプレッドシートが出来上がります。
そのため、1つのスプレッドシートで報告のテンプレ用を作成することで、スプレッドシートをコピーし転用するだけです。一度、テンプレートさえ作成してしまえば、かなり楽に行うことができます。
そのほかの方法
広告マネージャの「定期レポート機能」を活用する方法です。広告マネージャレポート機能では、「コンバージョン」「エンゲージメント」「CPA」などを自社で設定してレポートを出力できます。
また、期間を設定したり、キャンペーンごとのパフォーマンスレポートを作成することも可能です。これらの設定後、Schedule(スケジュール)を選択すると、レポートを定期的に送信することができます。
この方法はこんな方におすすめです。
広告マネージャは、Facebook広告運用者のほとんどが利用する管理ツールとなるため、レポート作成自動化を行うにあたり、ツール導入をしたくない方に向いています。
今の環境のままレポート作成自動化をしたい方は、こちらの方法がおすすめです。
次に、Excel用のFacebook広告マネージャを利用する方法です。広告マネージャ(Excel用)は、Excelのアドオンとして提供されているツールです。
無料で利用でき、下記機能を搭載しています。
・広告データのダウンロード
・通常の広告マネージャと同様のカスタマイズレポート作成
・複数の広告アカウントデータを1つにまとめる
・1日1回または15分ごとのデータ更新
など多才な機能を搭載しています。
この方法はこんな方におすすめです。
「Excelが社内共有フォーマットである方」「データを共有する人数が多い方」にたいして広告マネージャ(Excel用)が向いています。
続いての方法は、Looker Studio(旧Googleデータポータル)を活用する方法です。Looker Studioは、Googleが提供する無料のBIツールで、さまざまなソースからの情報をダッシュボードにまとめて、データを可視化することができます。また「Facebook広告キャンペーンのパフォーマンス分析」「Google Analyticsデータとの比較」なども可能で、これらのデータを全て自動更新します。
Looker Studioを上手く活用できれば、キャンペーン調整だけではなく、Google Analyticsのデータからユーザー動向を把握し、最適なターゲティングオプションの特定が容易になるメリットもあります。
この方法はこんな方におすすめです。
Looker Studioは、自社のWeb施策をまとめて分析したい方に向いています。Looker Studioと広告マネージャとの大きな違いは、別媒体の比較ができる点です。
Facebook広告運用単体であれば、広告マネージャでも十分です。しかし、自社にて複数のWeb施策を実施している場合は、Looker Studioで各施策を一括分析することで、自社にとって有益な情報が得られます。
自動化する8つの項目
スプレッドシートに自動化する8つの項目を紹介します。
- 表示回数
広告が表示された回数です。
- クリック数
広告が表示されたあとクリックされた回数です。
- クリック率
広告が表示された回数とクリックされた割合です。
- クリック単価
クリック一回に対してかかった費用です。
- CV数
広告から申し込みがあったり問い合わせがあったりした回数です。
- CPA
CVで実際に得た単価です。
- CVR
クリックされた回数と実際に申し込みがあった割合です。
- 消化金額
広告配信するのにかかった費用です。
まとめ
いかがでしたか?
様々な方法と、おすすめの自動化する項目についてお話しさせていただきました。
今後の広告運用において、作業を自動化することは会社にとっても、自分にとっても大きなものになると思います。
自動化できるものは自動化し、さらなる飛躍を行いましょう!
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