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snsマーケティングは何から始めるのが正解?全てのSNSを検証

snsマーケティングは何から始めるのが正解?全てのSNSを検証

昨今、ウェブビジネスの発展が急加速で拡大しておりますが、

「SNSマーケティング」

という言葉をよく耳にします。

このSNSマーケティングについて、また、メリットや始め方について、深堀りしました。

こんな方におすすめ

・SNSマーケティングについて知りたい。

・SNSマーケティングの始め方を知りたい。

Point

SNSマーケティングとはSNSユーザーを対象としたマーケティング手法です。

強い宣伝力を持ち、比較的安価で始めることができます。

始め方は、目的、対象とする顧客を設定した後に、SNSプラットフォームを選定し、

各SNSサービスを活用し、運用するSTEPになります。

SNSマーケティングとは

SNSを活用したマーケティング手法です。

・・・ってそのままですね。

例えば、自社の商品を宣伝したり、市場調査をしたり、自社のブランドのリサーチなど、
一般的なマーケティングをSNSという手段で実施することを意味します。

スマートフォンを持っている方の大半は、

SNS系のアプリをダウンロードしていると思います。

そのSNSユーザーのビックデータを活用するため、高い信頼性があり、

現在、注目を集める手法となります。

SNSマーケティングのメリット

・認知度の向上

SNSは拡散力が強い特徴があります。

例えば、自身の情報発信が100人に届いたとした場合でも、

その100人が拡散すれば、より多くの人に届けることができ、

つまり、指数的に宣伝することができます。いわゆる、バズるですね。

少ないマンパワーで、広く宣伝できる魅力的な側面があります。

・ユーザーとのコミュニケーション

SNSはユーザーと直接コミュニケーションを取れる特徴があります。

ユーザーの満足度はもちろん、不満、困りごとなど、直接聞くことができます。

ユーザーの生の声は重要で、VOC活動をお手軽に実施できることが可能です。

・費用対効果

比較的安いコストで目的を達成することができます。

SNSは、基本、無料で利用することができます。※SNSでは有料アカウント等もあります。

少ないコストで、有益で有効なマーケティングを実施することができます。

SNSマーケティングの始め方

目的の設定

SNSマーケティングを始める上で、まず、実施することは、目的の設定です。

目的を決めなければ、ゴールを見誤りますし、適切な手段も決めることができません。

どこに向かうのかを明確化するために、目的の設定をおすすめします。

とはいえ、

「目的の決め方が分からない。。」
「目的と目標の違いが分からない。。」

という方もいらっしゃるかと思います。目的について説明します。

目的はあるべき姿(ゴール)を意味します。

(〇〇のために、△△をする。の「〇〇」に該当します)

一方、目的を決める際、陥りがちな間違いが目標との混同です。

目標は到達水準を指します。

(何をどのくらい~・・・。の「どのくらい」に該当します。)

以下、目的の記載例を示します。参考にしてみてください。

・ブランドの認知度を把握する

・今後、拡大が期待できる市場(規模、成長性など)を明確化する。

・新商品のコンセプトを決定する

などです。

目的設定は、今後の戦略を決定するための大事なプロセスです。

疎かにせず、きちんと目的設定することを推奨します。

ペルソナの明確化

ペルソナをGoogle検索してみると、ゲームやアニメのペルソナがヒットしたりと、

様々な意味がありますが、もともとは心理学用語です。

仮面を意味する「Persona」が由来です。

今回、紹介するのは、マーケティングで使用されるペルソナになります。
ペルソナは、”人物像を描く”ことです。

性別、年齢、職業、年収、居住地、、などなど、

より詳細に具体的に設定することがペルソナになります。

マーケティングの言葉として、
よくターゲットという言葉がありますが、抽象レベルが全く異なります。

ターゲットは、広く浅く、ペルソナは狭く深くといったところでしょうか。

では、ペルソナの設定については、以下の手順になります。

環境分析、セグメンテーション化、ペルソナ設定のSTEPです。

環境分析

環境分析は検討中の市場を分析するプロセスになります。

ここでは、PEST分析、SWOT分析などのフレームワークを活用し、

多角的に分析することをオススメします。

まずはPEST分析を実施します。

PEST分析は、以下の英単語の頭文字となります。

上記の4つの視点を切り口に分析することで、より深い分析をすることができます。

例えば、

・政治的に支援する成長産業なのか?

・国内外でトップシェアを含む企業の業績または、新技術開発が盛んか?

・地政学リスクを考慮した場合の成長性は?

などです。上記はほんの一例になります。様々な視点で分析してみて下さい。

PEST分析を進めるにあたり、

情報収集は、新聞、テレビ、SNS、書籍、インターネット等、

いろんなアプローチを検討してみてください。

大事なことは、収集する際に「PEST」の視点でふるいをかけることです。

PEST分析が概ね完了したら、SWOT分析に着手します。

SWOT分析は以下の英単語の頭文字になります。

PEST分析から見えてきた市場に対して、

内部の強み、弱み、外部の機会、脅威を分析します。

自身が市場に参入することができるのか?

仮に参入する場合、どのような強みで、勝負することができるのかが見えてきます。

SWOT分析を実施する際、立場が異なる方と大人数で実施することを推奨します。

様々な視点から分析することで、より有益な分析結果となります。

セグメンテーション化

環境分析で市場の絞り込みができ、参入することが決定した場合、

セグメンテーション化を実施します。

ここでは、統計データを活用し、市場の細分化を進めます。

例えば、人口統計や各自治体情報などを活用します。

日本のHPから容易に取得することが可能です。

SNSにて価値観、趣味嗜好などを収集し、細分化のカテゴリーに入れることも良いです。

あらゆる視点から市場の細分化を実施します。

ペルソナ設定

セグメンテーション化により、細分化された市場に対しての人物像を設定します。

Google検索はもちろん、SNSなどを活用し、人物像を具体化します。

シンクタンクなどからのデータ提供もアプローチの1つとしてあります。

また、アンケート調査など、自ら行動してデータを取得することも可能です。

以下の視点での情報を収集し、ペルソナ設定を進めます。

・基本情報(年齢、学歴、年収、家族構成など)

・人物の価値観

・休日の過ごし方、趣味

個人情報のため、取扱に注意です。

競合他社分析

ペルソナ設定が完了後、競合他社の分析が必要です。

Google検索、SNS、書籍(業界地図)などを活用し、競合他社のリストアップをします。

その上で、競合他社のファンダメンタルズ分析から経営状態や、

有価証券報告書などから、経営方針を把握することができ、今後のアプローチを探ります。

特に企業がSNSを運用している場合は、要確認です。

上記の競合他社を十分にリサーチすることで、

自社アプローチの差別化ができるようになります。

SNSプラットフォームの選定

ペルソナが設定でき、そのペルソナに対する競合他社のアプローチが整理できた場合、

SNSプラットフォームの選定を実施します。

代表するSNSプラットフォームのレーダーチャートを

筆者が着目する5つの視点から分析しました。

3ランクで格付けした結果となります。

・MAU

Monthly Active Usersの略です。月間アクティブユーザーを示します。

各SNSのMAUは、Statistaから参照し、2023年1月時点のデータとなります。

・年齢層カバー

10~60代の年齢層でユーザーのばらつきが無いかを示した指標になります。

年齢層は、総務省情報通信政策研究所から参照し、2022年までのデータとなります。

・拡散のしやすさ

いわゆる、”バズりやすさ”の指標になります。例えば、Twitterでいうリツイートなど、

SNSに拡散の機能がついているかどうかで、点数付けしております。

・グローバル性

国内にとどまらず、国外でどのくらい使用されているかを示す指標です。

・SNSの成長性

SNSの規模やユーザーの成長性を示しております。

総務省情報通信政策研究所から参照、2022年までのデータの増減から算出しております。

各SNSプラットフォームの国内ユーザーの年代と性別の使用率と特徴を示します。

ペルソナにあったSNSプラットフォームを選定してください。


過去、人気を博したFacebookではありますが、人気は低迷しております。
年代は30~40代において、一定のユーザー数がいます。
ユーザーは男性が多く、ビジネスで活用されるシチュエーションが多いです。

20代を筆頭に10~30代の若い世代で広く使用されておりますが、50~60代でユーザーの使用率が低いです。
男女比率には大差ないです。
リツイート等の拡散機能が魅力です。
言語情報を媒体とするSNSです。

Twitterと同様に若い世代のユーザーが多いです。
男女比は女性比が多く、女性視点での投稿が多いのが特徴です。
画像検索も魅力の一つで、画像情報を媒体とするSNSです。

60代にわずかな落ち込みがあるものの、幅広い年齢層に使用されるSNSプラットフォームです。
男女比はわずかに男性が多い印象です。
動画情報を媒体とするSNSで、TVなどのメディアにも取り上げられるほど、拡散性があります。

国内で圧倒的な使用率を有し、主にコミュニケーションツールとして使用されます。
男女比率にも大きな差異はありません。
現在、LINEを主にした様々なサービス(電子マネーや証券など)が展開されております。

10代から圧倒的な支持があり、国内で急成長が期待されます。
男性に対して、女性ユーザーが多いです。
一方、アメリカ、カナダ、欧州などで、情報抜き取りの懸念が問題視されており、各国で規制強化が進行しております。

マーケティング手法の選択

目的からSNSプラットフォームまでが決まったら、マーケティング手法を決めます。

各SNSやマーケティング手法の特徴をふまえ、適切なアプローチを選択します。

マーケティング手法の特徴は以下の通りです。

SNSアカウント運用

文字通り、SNSアカウントを作成し、運用する手法です。

企業の公式アカウント運用などが一例になります。

直接、情報発信し、かつ、ユーザーとコミュニケーションをとれるため、

ダイレクトな情報収集がメリットとなりますが、

一方、ファン定着までに一定の時間を有することがデメリットとして挙げられます。

インフルエンサーマーケッティング

各SNSに存在するインフルエンサーから情報発信する手法です。

個人や企業がインフルエンサーに直接依頼し、商品・サービスをPRします。

Youtuberの商品紹介の動画などを見たことがありますよね。

インフルエンサーは多数のファンがいるため、PR力は優れますが、

PRしてもらう費用などのコストがかかります。

SNS広告

SNSで表示される広告に、掲載する手法になります。

このSNS広告は、一般的なプッシュ型広告と異なり、嫌悪感が少ない広告となります。

インフルエンサーマーケティングと同様に、広告費のコストがかかります。

SNSキャンペーン

SNSキャンペーンは、ユーザー参加型のマーケティング手法です。

ユーザーのフォローや拡散などを条件に、抽選でプレゼント等の報酬をする仕組みとなります。

非常に強い拡散性があり、フォロワー数を急増させるメリットがあります。

一方、デメリットは報酬のコストなどがかかります。

ソーシャルリスニング

ユーザー間の会話やユーザーのコメントから市場分析し、

マーケティングに活用する手法となります。

ソーシャルリスニングツール(Yahoo!リアルタイム検索、Googleトレンドなど)を

活用し、分析できます。

このツールを活用することで、話題性を定量的に把握することができます。

SNS運用体制の決定

運用者、確認者、運用ルールを構築する担当者、炎上などの対策担当者など、

運用時における体制を構築します。

情報の媒体、投稿頻度、投稿の企画、戦略など体制を構築し、運用することが大切です。

まとめ

SNSマーケティングについて、ご理解頂けましたでしょうか?

SNSマーケティングは安価で始めやすですが、

炎上といったリスクもあるため、上手な活用が必要です。

SNSマーケティングの目的を関係者一同ですり合わせし、

論理的に戦略を立て、実行することが最重要と考えます。

興味がある方は、メリット / デメリットをきちんとおさえた上で、

Tryしてみてはいかがでしょうか。

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